2017年02月12日

MACD(マックディー)の見方と使い方

■MACD(マックディー)の見方と使い方







MACDは、2本の移動平均線の価格差の伸縮に注目し、その動きによってトレンドの方向性および転換を把握しようというものです。MACDで使用される移動平均線は指数平滑移動平均と呼ばれる数値で、直近のデータに重点を置いた数値になります。

通常、12日と26日の2本の指数平滑移動平均線の差を「MACD」といい、チャート上ではピンクの線になります。また、MACDと連動している緑色の線はMACDの9本移動平均線で「シグナル線」といいます。

画面は、日経平均株価の日足チャートになります。チャート上の上段にローソク足、中段に出来高、下段にMACDが表示されてます。

では、MACDの見方をご説明いたします。

MACDはゼロラインを中心に上下に推移する指標で上限や下限はありません。株価が下降トレンドの時はマイナス圏内で推移して、上昇トレンドの時はプラス圏内で推移します。つまり、MACDがプラス圏内にあるときは中期的に上昇トレンド、マイナス圏内にあるときは下降トレンドということになります。

短期的な方向性を見る場合は、MACDの向きを見ます。MACDが上向きであれば、株価が上昇基調となり、下向きであれば、株価は下落基調となります。

MACDを活用した売買タイミングにはいくつかの方法があります。

まず、一番使われる方法は、MACDとシグナル線とのクロスを活用します。例えば、このようにMACDがシグナル線を下から上に抜けたときが買いタイミングになります。反対に、MACDがシグナル線を上から下に抜けたときが売りタイミングとなります。つまり、MACDとシグナル線がGクロスした時が買いタイミングで、Dクロスした時が売りタイミングになります。

次に、MACDとゼロラインのクロスを活用します。MACDがマイナス圏からプラス圏に転換する時が買いタイミングになります。反対に、プラス圏からマイナス圏に転換する時が売りタイミングになります。

その他に、シグナル線とゼロラインのクロスなども売買タイミングとして活用されます。

しかし、MACDにも欠点があります。例えば、株価がもみ合い状態の時は、はっきりとしたトレンドが形成されず、MACDとシグナル線が頻繁にクロスを繰り返しますので、結果的に売買サインがダマシになるケースもありますので注意が必要です。

また、天井圏や大底圏では株価が大幅に変動することがあり、そのような激しい変動にはMACDが付いていけない弱点もあります。そもそもMACDは株価には焦点を当てずに、指数平滑移動平均線に注目した指標なので、短期的に大幅変動すると、移動平均線からのカイリも大きくなるため、株価の動きを捉えきれない弱点もあります。

 

https://youtu.be/JEK1h_CV4T0
posted by 株スキル at 22:28| Comment(0) | テクニカル指標 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

平均足の見方と使い方

■平均足の見方と使い方







平均足は、株価の日々の値動きの上下をトレンドとして捉えるためのテクニカル指標です。

平均足の赤いローソク足が陽線で上昇トレンド、黒いローソク足が陰線で下降トレンドと見ます。このローソク足の作成方法は、株価のローソク足の作成方法とは異なった方法になります。基本的には、始値・高値・安値・終値の4本値を活用しますが、始値と終値が平均足独特の価格になります。

 

平均足の4本値

1日目

始値:(前日始値+前日高値+前日安値+前日終値)÷4

高値:当日高値

安値:当日安値

終値:(当日始値+当日高値+当日安値+当日終値)÷4

 

2日目

始値:(前日平均足の始値+前日平均足の終値)÷2

高値:当日高値

安値:当日安値

終値:(当日始値+当日高値+当日安値+当日終値)÷4

 

株価は買い方と売り方の力関係で方向性が決定されます。買い方が強ければ上昇トレンドで、売り方が強ければ下降トレンドになります。

平均足の特徴は、平均足の4本値に隠されています。買い方と売り方の力関係によって方向性・トレンドが変わるわけですが、その方向性の分岐点はどこになるのでしょうか。平均足では、始値に前日の始値・高値・安値・終値の平均値が使われます。終値は、当日の始値・高値・安値・終値の平均値になります。

買い方と売り方の力関係の分岐点は、前日の平均値になります。前日の4本値の平均値を始値にすることは、前日の買い方と売り方の建玉が当日の株価の動きにも影響するということです。つまり、前日の4本値の平均値を上回っていれば買い方優勢で平均足は陽線になり、反対に下回っていれば売り方優勢になり平均足は陰線になります。

平均足を活用した売買タイミングは、平均足が陰線から陽線に転換した時点が買いタイミングとなります。反対に、平均足が陽線から陰線に転換した時点が売りタイミングとなります。

また、上昇基調の時の特徴に、平均足の陽線に下ひげが出ない傾向になります。反対に、下降基調の時の特徴に、平均足の陰線に上ひげが出ない傾向になります。

したがって、平均足の陽線に下ひげが出た場合や陰線に上ひげが出た場合は、トレンド転換の可能性を暗示しています。

 

https://youtu.be/JdBkULcBEfs
posted by 株スキル at 22:25| Comment(0) | テクニカル指標 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

RSI (Relative Strength Index) 相対力指数

RSI (Relative Strength Index) 相対力指数







RSIは、相場の強弱を測る指標で、直近の一定期間における終値ベースで上昇変動と下落変動のどちらの勢いが強いのかを計測しようとするものです。

具体的には、直近の一定期間の各時点の終値ベースの変動をすべて合計します。つまり、上昇幅の累計と下落幅の累計を合計し、その中の上昇幅の累計が全体の何パーセントを占めているかを計算します。

 

RSIの見方




RSIは、0〜100%の間を推移し、0%であればn期間下落変動だけで上昇変動がなかったことを意味し、100%であればn期間上昇変動だけで下落変動がなかったことを意味します。通常、RSIが20〜30%以下であれば相場は売られ過ぎ、70〜80%以上であれば相場は買われ過ぎと判断します。

また、RSIはダイバージェンス現象を利用しやすい指標です。ダイバージェンス現象とは、高値圏や安値圏で株価とRSIの動きが乖離し、その後株価が反転する現象を言います。具体的には、株価が直近安値を更新しているにもかかわらず、RSIは同時期の安値を更新しない場合、その後株価は反発する可能性が高いことを意味します。反対に、株価が高値更新しているにもかかわらず、RSIが同時期の高値を更新しない場合、株価はその後反落する可能性が高いことを意味します。

 

RSIの注意点




RSIは、相場の強弱を測定し、株価の買われ過ぎや売られ過ぎを捉え、その反対の売買を行う指標です。RSIが有効なのは、株価が持ち合っているボックス相場や緩やかな上昇トレンドの相場だけです。RSIの注意点は、非常に強い上昇トレンドとき、RSIが買われ過ぎの状態でも株価はさらに上昇することや、非常に強い下降トレンドのとき、RSIが売られ過ぎの状態でも株価はさらに下落することもあることです。

 

posted by 株スキル at 22:23| Comment(0) | テクニカル指標 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする