2015年05月31日

大口の投資家向けの売買方法はありますか?

大口の投資家は売買する金額が大きいため、銘柄も出来高が多い銘柄を選択する傾向があります。また、資産が多額になる場合は、1銘柄だけでなく複数の銘柄に分散して売買します。

その1銘柄の評価額を常に一定額にする方法が「定額法」といいます。

例えば、株価500円の銘柄を20000株買うと1000万円になります。この1000万円を基準とします。1ヶ月後、株価が700円に上昇していた場合、評価額は1400万円になりますので、400万円分だけ売却します。

400万円÷700円=5714・・・ですから、切りが良いところで6000株売却して420万円の利益になります。この時点の残高は、株価700円で保有株14000株980万円になります。

さらにその後1ヶ月後、株価が600円に下落した場合、評価額が840万円になり、1000万円から140万円目減りしています。そこで、140万円分だけ買い増すと、株価が600円ですから約3000株買い増すと、評価額が1020万円で保有株数は17000株になります。

3000株買い増す時に180万円の買い付け代金が必要になりますが、最初420万円の利益が上がっていますので、差し引き240万円の利益が残っていることになります。

また、何もせず当初買った株価500円20000株のままだと200万円の利益しかないので、定額法を活用すると40万円分だけ得することになります。

ただ、定額法は資金力がある投資家に向いている方法で、買う銘柄も重要です。また、一方向に上昇や下落する銘柄には不向きですから注意する必要があります。つまり、ボックス相場のときには有効ですが、長期的なボックス相場に銘柄を選ぶ必要があります。オリンパスみたいになると元も子もありません。
ラベル:定額法
posted by 株スキル at 17:00| Comment(0) | 分析方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする